ごじょクルは、大切なご家族を守るために、冠婚葬祭の積立やセレモニーのご準備をお手伝いをいたします。
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第154話~第156話 次男の成人式
★第154話「次男の成人式(2)」
次男の成人式をすっかり忘れていたお母さんが、おじいちゃんやおばあちゃんと書斎で頭を抱えています。そんな中、いつの間にかお父さんはリビングへ。誰かに電話をかけているようです。
お父さん「おお! 間に合いますか! え、写真撮影も?? それは有り難い…! ではそのようにお願いします!」
電話の相手は、互助会の営業担当者。お父さんはふと互助会の会員特典を思い出し、さっそく問い合わせていたのです。
すると期待通り、衣装と撮影が割引価格で受けられるとのこと。
(よし、これで堂々と成人式に出席させてやれる。うっかり忘れてしまっていたけれど、互助会に入会していてよかった…!)
お父さんは自分の会員証を役立てられることがうれしく、満面の笑みを浮かべながら、お母さんたちに報告しに行きました。(つづく)
★第155話「次男の成人式(3)」
お父さんの互助会の会員証が役立ち、無事に写真撮影を済ませた次男。そしていよいよ成人式当日、和装で凛々しくきめてリビングに現れました。
おじいちゃん「おお! かっこいいなぁ!」
おばあちゃん「やっぱり袴はいいわね~。よく似合ってるわ」
お父さん「(うん、うん)」
お母さん「一時はどうなることかと思ったけれど、本当によかった…!」
一同は立派に成長した次男の姿を感無量の面持ちで見つめ、お父さんは嬉しそうに「(うん、うん)」と頷くばかり。
次男は少し照れくさそうにしながら「みんな、ありがとう! じゃあ、成人式に行ってくる。夜は同窓会があるから遅くなるよ」と出かけて行きました。
それから数時間後、おじいちゃんが「今夜は外で食事をしよう。わたしが予約を取ったから」と突然言い出し、お父さんたちはびっくり。おじいちゃんは何やら話があるようですが…。(つづく)
★第156話「次男の成人式(4)」
次男を成人式へと送り出した互助家の面々は、その晩、食事に出かけました。行き先は、高級懐石料理店。お父さんとお母さんはちょっぴり緊張した面持ちでソワソワしています。
お父さん「…こんな高そうな店、大丈夫なのか?」
おじいちゃん「大丈夫さ。二人へのお礼だから」
お父さん「お礼??」
おじいちゃんは頷き、「孫が3人とも無事に成人して、とても嬉しいんだ。立派に育ててくれてありがとう」と頭を下げました。隣にいるおばあちゃんも「ありがとう」と微笑みます。
お母さん「お義父さん、お義母さん…!」
お父さんは「やだなぁ、改まっちゃって。びっくりするじゃないか」と照れ笑い。おじいちゃんは「これが最初で最後だ。はははは!」と楽しそうに笑います。
それから4人は家族の思い出話に花を咲かせました。お父さんとお母さんの結婚式。子供(孫)たちのお宮参りから入学式、卒業式、結婚式など、話は尽きません。一同は節目の行事の大切さを実感しながら、楽しいひと時を過ごしました。(つづく)