ごじょクルは、大切なご家族を守るために、冠婚葬祭の積立やセレモニーのご準備をお手伝いをいたします。
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第157話~第159話 “次男応援団”始動!
★第157話「“次男応援団”始動!(1)」
成人式が終わって間もなく、次男とおじいちゃん、おばあちゃん、お母さんは児童養護施設を訪ねました。あいにくお父さんは仕事で不参加ですが、今日は初めてのボランティアの日です。
おばあちゃんとお母さんは、女の子たちにあやとりを教えることに。さっそく女の子たちを集めて毛糸のひもを配り、見本を披露します。
お母さん「まずは簡単なものから始めましょう。みんな、よ~く見ていてね。…こうして、こうして、はい、富士山のできあがり♪」
すると、女の子たちから「わぁ、すごーい!」などと歓声が。おばあちゃんは「富士山、おめでたくていいわね。じゃあ、みんなもやってみましょ」と女の子たちに教え始めました。
おばあちゃんもお母さんも、子供たちに囲まれてとても楽しそうです。(つづく)
★第158話「“次男応援団”始動!(2)」
児童養護施設のボランティアに参加し、女の子たちにあやとりを教えるおばあちゃんとお母さん。楽しそうな二人を少し離れた場所から見ているおじいちゃんは、「応援団を結成して正解だったな」と満足そうです。
そこへ小学1年生の男の子がやって来ました。
男の子「おじいちゃんに教えてほしいことがあるんだ」
おじいちゃん「おお、なんだい?」
男の子「人が死んだら、お葬式をするのはなんで? 紙芝居のおじさんは、僕たちがお葬式に来たことわかったかなぁ?」
純粋かつ難解な質問に、おじいちゃんは言葉を詰まらせてしまいました。
おじいちゃん「紙芝居のおじさんのお葬式に来てくれてありがとうね。今の質問だけど、おじいちゃんもきちんと考えたいから、次に会う時まで待ってくれる?」
男の子は「うん、わかった!」と元気よく返事をし、元の場所に戻っていきました。(つづく)
★第159話「子供に葬儀の意味を問われたら?(1)」
「人が死んだら、お葬式をするのはなんで?」
児童養護施設のボランティアに参加したおじいちゃんが、小学1年生の男の子からこんな質問を受けました。帰宅後、おじいちゃんはさっそくお父さんのパソコンを借り、いろいろなサイトを見て答えを探します。
(おっ! このページにうまくまとめられているぞ)
【葬式の意味】
1. 遺体を処理して葬る
2. 死者の霊を慰め、あの世に送り出す
3. その人の死を社会に告知する
4. たいせつな人を亡くしたことを受容する
(なるほど。確かにこういうことだ。でも小学1年生の子にピンとくるだろうか? ただの受け売りではなく、子供にわかりやすく伝えたいんだが…。はてさて、困ったな…)
しばらく考えても答えがまとまらないおじいちゃんは、晩ごはんの時にお父さんたちに聞いてみることにしました。(つづく)