ごじょクルは、大切なご家族を守るために、冠婚葬祭の積立やセレモニーのご準備をお手伝いをいたします。
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第94話~第96話 お父さん、大いに悩む
★第94話「お母さんの大いなる早合点」
「お金の相談って、何を買おうとしてるの?」とお母さんは完全に不機嫌顔。
サヤエンドウの筋を猛スピードで取りながら「結婚式でお義父さんにお世話になっておきながら、信じられないわ」「お義父さんにまだお礼もしてないじゃない」「それなのに、私に相談する程、大きなものを買おうとするなんて」と畳み掛け、お父さんは「いや…」「違っ…」と口を挟む隙がありません。
すると、お母さんはピタリと手を止め「あ! お義父さんへのお礼を買いたいのかしら?」とニコニコ笑顔に。
お父さんは一瞬、ぽか~ん。「あ、ああ。お礼を買いたいわけじゃないんだが…」
自分たち夫婦とおじいちゃん、おばあちゃん、次男のために、どんな備えをすればよいのか。お父さんがお母さんに問いかけたところ、お母さんは「う~ん。わからないことは、わかる人に訊けばいいんじゃないかしら?」とあっさり。
お父さんは互助会の営業担当に連絡することにしました。(つづく)
★第95話「お父さん、大いに悩む」
ピンポーン♪
互助会の営業担当が訪ねてきました。
さっそくお父さんが今後の備えについて相談すると…
「同居のご家族の方ならどなたでも掛け金をお使いいただけますから、一家に1口で十分ですよ。しかし、もしもご心配なら2口入っておくと、後々もご安心です」
納得したお父さんはその晩、リビングでパンフレットとにらめっこ。おじいちゃんも選んでいた、スタンダードな完納額30万円コースにしようと決めましたが…、
おじいちゃんとおばあちゃんのために2口入っておくべき?
まだ学生とはいえ、次男の結婚式に備えてもう1口…?
「あぁ、悩ましい…!」
お父さんが頭を抱えているところ、ふいに目の前に一升瓶が。「はい、出張みやげ。…何が悩ましいの?」
長男が日本酒を持って久しぶりに顔を見せました。(つづく)
★第96話「悩めるお父さんに、長男がアドバイス①」
互助会で今後の備えをしようと営業担当に相談したお父さんですが、1口にするか、2口にするかを決めかねています。
そこに長男がやって来て、「葬儀にも結婚にも使えるんだから、まずは1口でいいんじゃない? 完納しなくても使える便利な制度なんだし」とアドバイス。
長女の結婚式で教訓を得たお父さんは、念のため、今から次男の結婚式のために備えておきたい、と言います。さっさと備えれば、憂いなし。
「でも俺みたいに、海外で結婚式をする可能性だってあるよ?」と話す長男。
「あ、そうか。海外の式場だと互助会の特典は使えないな…。う~ん、やはり悩ましい…! でも、おまえはなんで、海外で結婚式をしたんだ?」。(つづく)