★第46話「おじいちゃん、互助会の入会を決意する」

互助会への入会を決心したおじいちゃんは、お父さん（息子）を書斎に呼んで契約プランの相談を始めました。ただし、おばあちゃんとお母さんには内緒です。

「なんで内緒なんだ？」と不思議そうなお父さん。

おじいちゃんは、北山さんが互助会に入会する際、奥さんから縁起が悪いと猛反対された話をしました。北山さんの奥さんのように心配させたくないのだ、と。

「そうか。まあ、いずれ報告するにしても、備えておくに越したことはないんだから、大した問題にはならないだろう」とお父さんは納得した様子です。

「それで、契約プランをどうするかって話だね？」

おじいちゃんが「月々の掛け金は2000円からで、いろんなコースがあるんだが…」と話し始めると、お父さんは「えっ!？　そんなに安くから？？」。（つづく）


★第47話「おじいちゃん、お父さんに契約プランを相談する」

おじいちゃんから契約プランの相談を受けたお父さん。

「葬儀は完納額30万円のコースがスタンダードみたいだ。式場設営、移送・管理、火葬用品、式進行用品…、葬儀の基本費用がまかなえる。これで十分じゃないか？　それに一般で利用するよりも、かなり安くなるじゃないか」

お父さんの調べによると、完納額30万円のコースは、一般のお客様が約65万円かかるところ、互助会会員は30万円＋消費税。

おじいちゃん「そう、互助会会員は半分くらいのお金で済むんだ。これはありがたい」

お父さん「それなら月々3000円×100ヶ月がいいんじゃないか？　月々2000円×150ヶ月というのもあるが、1000円の差額で苦しくなる生活をしているわけでもないし」

おじいちゃんは「そうだな、100ヶ月のほうがキリがいい（笑）」と満足しながら心を固めたようです。（つづく）

◆互助会 契約プラン
http://www.gojyokuru.net/nyukai/plan/


★第48話「お父さん、おじいちゃんに感心する」

お父さんに相談した結果、月々3000円×100ヶ月のコースに決めたおじいちゃん。

「ありがとう、助かったよ。あとは契約をするだけだ。そしたらいつ何が起こっても、お前たちにそんなに迷惑をかけなくて済む。ずいぶん気が楽になったよ」とお父さんにお礼を言います。

「いや、その礼は縁起が悪いからやめてくれ（笑）。それにしても父さんがこんなにしっかりと葬儀のことを考えていたとは思わなかったよ」

「やはり“終活”を始めたことと、北山くんの葬儀がきっかけだな。おかげで互助会のことも知れたんだ」

「俺ももう若くはないのに、結婚前の子どもが2人もいるし…。きちんと考えないと」と神妙な顔つきになるお父さん。

おじいちゃんは「焦る必要はない。私の互助会の掛け金は、子どもたちの結婚費用に使ってもいいんだから。はははは」と楽しそうに笑いました。（つづく）