ごじょクルは、大切なご家族を守るために、冠婚葬祭の積立やセレモニーのご準備をお手伝いをいたします。
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第136話~第138話 お宮参りに行こう!
★第136話「お父さんとカズオは犬猿の仲?」
「ねぇ、お母さん。なんでお父さんとお義兄さんはあんなに仲が悪いの?」
お父さんと長女の夫・カズオの大人げないやり取りが目に余ったのか、次男がふとキッチンで料理をしているお母さんに尋ねました。
お母さん「2人ともさっちゃんが可愛くて仕方ないのよ。それにね、ああいうのは仲が悪いって言わないの」
次男「あんな風にしょっちゅうケンカしてるのに?」
お母さん「あれくらい可愛いものよ。ああいう風に言いたいことを言い合えるのは仲がいい証拠。一緒に暮らしてるんだから、変に気を遣い合ったり、それすら面倒で口も利かない、なんてことよりよっぽどいいわ」
次男「それもそうだね」
お母さん「まあ、お母さんだってさっちゃんが可愛くて仕方ないのに、なかなか入る隙がなくて困っちゃうんだけどね(笑)」
次男は笑って「今度、僕が援護してあげるよ」と言い、アルバイトに出かけました。(つづく)
★第137話「お宮参りに行こう!(1)」
長女が女の子を出産して、ますますにぎやかになった互助家。そうこうするうちにお宮参りの日が近づいてきました。
お宮参りは、産土神(うぶすながみ)に赤ちゃんが無事に誕生したことを報告して感謝し、健やかな成長を願う行事。
長女は地元の氏神様が奉ってある神社でお宮参りをしようと、お母さん、おばあちゃんと共にリビングで準備を進めています。
長女「衣装、迷っちゃうわ。祝い着か、ベビードレスか…」
お母さん「どっちも可愛いものね」
長女「やっぱり日本に生まれたんだから、祝い着にしようかな」
おばあちゃん「そうだねぇ。日本の伝統行事らしく、祝い着がいいね」
長女「うん! それにしても、レンタルでも結構高いのね~」
そんな女性陣の会話を耳にしたおじいちゃん。「待てよ…!」と大事なことを思い出してほくそ笑みました。(つづく)
★第138話「お宮参りに行こう!(2)」
リビングでお宮参りの準備を進めている長女とお母さん、おばあちゃん。おじいちゃんは書斎で電話をしています。
程なく電話を切ったおじいちゃんは、走り書きしたメモを見て不敵な笑みを浮かべながら「フフフ…。これでもう安心だ。やはり互助会は頼りになるなぁ!」。
おじいちゃんの電話の相手は互助会の担当者でした。
その頃、リビングで話し合いを続けている女性たち。長女は祝い着の高いレンタル料金を気に掛けているようです。
長女「祝い着に決めたはいいけれど、こんなに高いなんて…。やっぱりベビードレスにしようかしら」
お母さん「そうねぇ…」
おばあちゃん「いやいや、大切な行事なのだから一番気に入るものにしなさい。おばあちゃんも出してあげるから」
「でも…」と煮え切らない長女。そこに「おじいちゃんに良い案があるぞ!」とおじいちゃんが自信満々な様子で現れました。(つづく)