ごじょクルは、大切なご家族を守るために、冠婚葬祭の積立やセレモニーのご準備をお手伝いをいたします。
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第88話~第90話 長女、憧れのチャペルウエディングで
★第88話「長女、憧れのチャペルウエディングで」
いよいよ長女の結婚式の日がやってきました。お天気も祝福してくれているかのような、晴天―。まだ暑さの残る9月ですが、爽やかな秋晴れの一日です。
ステンドグラスの美しいチャペルで、両家の親族やゲストが新婦の登場を今か今かと待っています。扉の向こうでは、憧れのウエディングドレスを着た長女が緊張からちょっぴり固い表情に。
「とってもお綺麗です」と声を掛けるウエディングプランナー。「扉の向こうにいらっしゃる皆様は全員、お二人の味方です。何の心配もいりませんよ。大丈夫です」とにっこり。
少し緊張が和らいだ長女は「はい、皆さんに祝福してもらいます!」と微笑み返しました。ところが、隣から豪快に鼻水をすする音が…。
お父さんがすでに大号泣してしまっています…!
「お父さん…!」(つづく)
★第89話「長女の挙式で、お父さんが号泣!」
長女の結婚式、バージンロードを歩く直前に号泣してしまったお父さん。
「お父さん…! 大丈夫?」と声をかける長女も、ついついもらい泣き。しかし、お父さんと長女の目が合った瞬間、二人はついおかしくなってふきだしてしまいました。
長女は頬に涙を光らせながら、とびっきりの笑顔で「お父さん、本当にありがとう! 私、とっても幸せよ」。
お父さんも笑顔で「うん、うん」と満足そうにうなずいています。
二人を温かく見守っていたウエディングプランナーはお父さんにハンカチを差し出し、長女のメイクをサッと直して「さあ、そろそろですよ!」。
そして、チャペルの扉が開き―。
列席者の盛大な拍手が起こると、長女とお父さんはバージンロードをゆっくりと歩みました。(つづく)
★第90話「長女とカズオの結婚披露宴」
チャペルでの挙式が終わり、披露宴が始まりました。
長女の希望通り、白を基調としたエレガントなバンケット。グリーン系のテーブルウェアや、黄色をメインにした装花がさわやかな雰囲気です。
カズオのウェルカムスピーチや新郎新婦のプロフィール紹介、来賓の祝辞が終わり、乾杯! 長女とカズオは幸せいっぱいの笑顔で、ゲスト一人一人に感謝の気持ちを伝えるように会場を見渡します。
そして、ケーキ入刀。
ゲストがひときわ大きな拍手で祝福する中、新郎新婦が互いにウエディングケーキを食べさせ合う「ファーストバイト」を。さらに、二人がそれぞれの母親にウエディングケーキを食べさせてもらう「ラストバイト」をしました。
テーブルスピーチや友人たちの余興など、楽しく和やかに披露宴は進み…、突然、場内が真っ暗に。
おじいちゃんとお父さんにスポットライトが当たり、いよいよサプライズの始まりです!(つづく)