受付のマナー
-
会場へは式の始まる10~20分に到着するようにします。
なお、車で式場に行く場合は、必ず少し手前で降りて式場までは歩いて行くのがマナーです。式場の前は参列する会葬者が集まり、しめやかな雰囲気になっていますので、式場に車で乗り付けるのは心ない行為になります。
到着したら、その手前でコートやショールを脱いでから、受付に「ご愁傷様です。」と短くお悔やみの言葉を述べ、香典を差し出します。
-
香典は不祝儀用のふくさか、地味な風呂敷につつみ、受付では香典袋だけを名前を相手側に向けて差し出します。
この時、受付の人に「この度はご愁傷様です。」や「ご苦労様です。」等、一言添えるとよいでしょう。
香典は通夜に持参して、葬儀・告別式だけに参列する場合は記帳だけをします。
-
遺族と故人と親しくしていても、住所・氏名をはっきり楷書で書きます。この芳名帳は後に遺族がお礼や香典返しなどで用いることになるので、郵便番号まできちんと書きましょう。
-
会社関係などで、上司の代理で会葬する場合は、上司の名前を書き、「代理」と書き添えします。夫の代理で妻が出席する場合は夫の名前を書き「内」と添え書きします。
名刺を差し出す場合は、名刺の左下を三角形に折、弔意を示します。名刺を差し出した場合でも、記帳は忘れずに行いましょう。