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【将来が不安になる理由とは?】不安が発生するしくみと取り除く方法を解説

記事公開日:2024.03.07/最終更新日:2024.09.11

読了予測:約11分
【将来が不安になる理由とは?】不安が発生するしくみと取り除く方法を解説

普段の生活で特に理由がないのに、なんとなく不安を感じる経験がある方は、多いのではないでしょうか。

 

未知のことがあると不安を感じるのが「人間の特性」です。

 

近年では社会の変化が大きく、今後どうなっていくのか先が見えないと感じることも少なくありません。

 

不安を感じるのは、年齢を重ねるにつれて増える傾向があり、「お金」や「健康」のこと、「家族関係」のことなどが不安の要因となります。

 

高齢になると、子どもの独立、仕事の退職などの外的要因や、配偶者の死亡、身体の衰えなどから不安が強まり、うつ病を発症するリスクも高まります。

 

また、人生のどの場面においても、お金の不安から逃れることは難しいです。

 

生きていくうえで、住宅、教育費、健康、冠婚葬祭などにはどうしてもお金が必要で、こうした費用を将来自分が支払えるのかが不安を生む要因となっています。

 

しかし、将来の不安要素を明確にし、それに対してしっかりと準備をしておけば、それほど不安に悩まされることはなくなります。

 

またお金の不安については貯蓄、投資、保険を見直し、冠婚葬祭に備えて互助会に加入することを検討してみるとよいでしょう。

 

互助会に加入をお考えであれば、「ごじょスケ」でお住まいに近い互助会の資料を簡単に取り寄せることができます。

 

なぜ将来が不安になるのか

なぜ将来が不安になるのか
 

将来のことを考えると、特に理由もないのに不安を感じてしまうことがあります。

 

これは、特別なことではなく、誰にでも起きることです。

 

なぜ将来のことが不安に感じるのでしょうか。

 

ここでは、人間の不安になる仕組みと併せてチェックしていきます。

 

人間は未知のことに不安を感じるから

 
将来に対して、特に理由もないのに不安を感じるのは、この先、何が起きるのかがわからないからです。

 

人間は未知のことに対して、本能的に不安を感じるようになっています。

 

これは、原始時代には正体がわからない敵や動物に襲われないように、警戒心を働かせてきたことの名残が今も残っているからです。

 

未知のことに対して不安な心理が働き、慎重に行動して危険を避けようという機能が人間の脳には備わっています。

 

この仕組みが未知の将来に対して不安を感じさせるのです。

 

社会の変化が大きくなって先が見えにくいから

 
特に近年では社会の変化が早く、しかも大きくなっている傾向があります。

 

テクノロジーの発達で社会構造が変わっていったり、今までになかったような大きな災害が発生したり、新たに戦争が起きたりと、驚くような変化が発生しています。

 

マスコミ等を通じて報道されるのを頻繁に見聞きすると、余計に不安な心理が増幅されていきます。

 

こうした大きな社会の変化があることによって、この先にも未知の大きな出来事が発生するのではないかと不安になってしまうのです。

 

将来のどのようなことが不安なのか

将来のどのようなことが不安なのか
 

将来の未知のことに対して不安を感じることはわかりましたが、その中でも特に不安を感じやすいのが、「お金・健康・家族関係」の3つのことです。

 

それぞれ確認していきましょう。

 

お金のこと

 
生きていくうえでは、どんな場面でもお金が必要です。

 

しかし、この先ずっとお金が入ってくる保証はありません

 

特に高齢になって仕事を退職した後は年金生活になりますが、十分な年金が受け取れるとは限りません。

 

また病気の治療などでお金が必要になることも増えることが考えられます。

 

こうした予想ができるため、どれだけお金があったとしても不安が消えない、という方が少なくないのです。

 

健康のこと

 
健康のことも大きな不安要素です。

 

からだの健康はすべての基本で、仕事をするにも、趣味を楽しむのも健康でなければできないことです。

 

高齢になると余計に健康のことが不安になります。

 

いつ病気にかかるかは誰にもわかりません。

 

そこで、なんとか不安を解消しようと、身体を動かしたり、食事を気にしたり、健康食品を購入したりすることが増えていきます。

 

家族関係のこと

 
家族のことが常に気になるという方も多いです。

 

特に子どもの成長や進学・就職のことは大きな心配の種です。

 

子どもが何歳になってもなかなか安心できないという方もいるでしょう。

 

夫婦関係や親の問題など、家族は人間関係が近くて逃れられません。

 

そのため、なかなか頭から離れず不安になるものです。

 

高齢になると起きる変化とは

高齢になると起きる変化とは
 

高齢になると若い時にはなかった要素で不安が高まる傾向があります。

 

高齢になると、どのような変化が影響するのでしょうか。

 

高齢になると心理的な変化が起こる

 
年齢を重ねると、身体機能とともに精神機能も老化していきます。

 

さらに社会的にも家庭内においても役割を失っていくことから、あれこれと気にしたり、ものごとを否定的に考えてしまったりなど、マイナス思考の傾向が現れるようになります。

 

また、高齢になると自分を抑える能力が低下し、環境にうまく適応できなくなっていきます。

 

思い込みが強くなり、妄想傾向から不安が広がりやすくなるといわれています。

 

うつ病を発症するリスクが高まる

 
高齢になると体力が衰えて活動量が低下することともに、意欲も低下していくことがあります。

 

また、退職や身近な人の死亡など喪失の機会が増えていくため、心理的なストレスが高まります。

 

併せてセロトニンという脳内物質が減少するため、うつ病を発症するリスクが高まるといわれています。

 

セロトニンはうつ病の発症に大きく影響するホルモンの一種で、ストレスや加齢により分泌が少なくなるとうつ病の発症につながりやすくなります。

 

65歳以上の10%程度は「うつ病」の症状がみられるという研究結果もあるようです。

 

不安な要素が増える

 
年齢とともに不安を感じる要素が増える傾向があります。

 

体力は次第に衰えていき、病気にかかりやすくなるため、健康のことは常に気にかかるでしょう。

 

また親がいれば介護の問題があり、子どもがいれば進路や就職、親子関係など、思うようにいかずイライラしてしまうかもしれません。

 

そうしたことが原因で夫婦関係にも影響し、よけいに不安が広がってしまうことも考えられます。

 

人生にかかるお金のこと

人生にかかるお金のこと

 

人生で不安になることは、いろいろありますが、お金の不安はどの年代でも大きな問題です。

 

人生において、どのようなことにお金がかかるのかをチェックしておき、事前に備えることができれば、不安はかなり解消されます。

お金がかかる主なものを見ていきましょう。

 

住宅

 
住宅は生活の基本となる大きなものです。

 

特に土地の値段が高い都市部では、住宅にかかる費用が高くなり、支出の多くを占めています。

 

持ち家の場合は、住宅ローンが数十年といった長期間続くことが多く、支払い続けられるのかが心配になる方も多いでしょう。

 

また、家の維持費も考えておく必要があります。

 

自動車

 
地方の生活では、自動車で移動するのが当たり前というところも少なくありません。

 

自動車は購入費以外にも、ガソリン代・駐車場代・保険料といった維持費も必要です。

また、メンテナンスや車検の費用も考えておかなければなりません。

 

子どもの教育費

 

子どもの教育費

 

親であれば、子どもにきちんとした教育をつけてあげたいと思うものです。

 

幼少期には習い事、小中学校時代は塾代や部活など以外には、それほど必要ではありませんが、大学進学には大きなお金が必要です。

 

入学金、学費の他に、下宿生活をするのであれば、家賃や食費などの仕送りをしなければなりません。

 

受験にかかる費用も考えておく必要があります。

 

奨学金を申請すればいいと考えている方もいますが、ほとんどの場合は返済が必要になりますので、卒業後に負担がかかります。

 

健康

 
サプリメントやスポーツジムなど健康維持にお金をかける人は多いでしょう。

 

テレビなどでもさかんに健康グッズや健康食品の宣伝をしていますので、ついつい買ってしまうものです。

 

また、将来の病気やけがに備えて、多くのお金を保険に支払っているケースもよく見られます。

 

健康に不安を感じている人は多く、どうしてもお金を使ってしまうようです。

 

冠婚葬祭

 
人生の節目となる冠婚葬祭にはお金がかかります。

 

結婚情報誌「ゼクシィ」の調査によると、婚約から結婚、新婚旅行にかかる費用は、平均で
結婚式にかかるお金のお金は371万3000円となっています。

 

ご祝儀などで受け取った平均額はふたり合わせて178万4000円とのことですので、200万円近くの出費は考えておかなければなりません

 

株式会社鎌倉新書が実施した「第5回お葬式に関する全国調査(2022年)」によると、葬儀費用の総額は平均110万7000円でした。

 

これに加えてお布施の支払いが平均22万4000円ということですので、130万円以上はかかると考えておいたほうがよいでしょう

 

葬儀は時代とともにコンパクトになり、昔ほど費用をかけずに行うようになっています。

 

それでも、まとまったお金は必要になりますので、備えておいたほうが安心できます。

 

将来の不安に備えるには

将来の不安に備えるには
 

将来が不安になるのは、「未知のことに対して備えが十分できていない」ことが原因となっているケースが多いようです。

 

将来に対してしっかり備えておけば、不安な気持ちは軽減できます。

 

将来に対する考え方を変える

 

先述したように、将来が未知であるため不安になるというのが、人間心理のメカニズムです。

 

その対策としては、しっかり情報収集し、人生ではどのようなことが発生する可能性があり、どういったリスクがあるのかを知っておきましょう。

 

そして、リスクに対してどのような備えが必要なのかを考え、対策しておくことです。

 

もちろん、すべてのリスクに対して完全に対策することは不可能ですが、ある程度の確率で発生することに対して準備しておけば、不安に悩まされることはなくなるでしょう。

 

貯蓄、投資、保険を見直す

 

人生における大きな不安の要因は、お金のことです。

 

多くの人は貯蓄や保険をすることで、不安に備えています。

 

しかし、将来は年金だけではきびしいのは明らかです。

 

また貯蓄だけではお金を増やしていくことはできません。

 

貯蓄だけでなく、投資も取り入れて資産形成していくのがおすすめです。

 

積み立てNISAなど投資を行うための環境も整いつつあるので、検討してみるとよいでしょう。

 

また、将来の不安に備えて必要以上に保険に加入している人も多く見られます。

 

自分に適した保険はどのようなものか、改めて見直してみることをおすすめします。

 

互助会加入で備える

 

結婚式や葬儀などの冠婚葬祭は、人生において大切にしたいイベントですが、まとまったお金がかかるため、備えていないと不安になるものです。

 

近年では、冠婚葬祭を小規模にして費用をかけない傾向にありますが、それでもきちんとしたものにしたいと思えば、ある程度の出費は必要になります。

 

月々数千円の積み立てを続けることで、将来の冠婚葬祭に備えることができるのが「互助会」です。

 

互助会の会員になることで、冠婚葬祭にかかる費用に対して、会員向けの割引料金が適用されることや、提携したサービス・商品を割引で購入できるといった特典が用意されています。

 

将来の冠婚葬祭に対して不安がないように、互助会の会員になることを検討してみてはいかがでしょうか。

 

互助会に加入をお考えであれば、「ごじょスケ」でお住まいに近い互助会の資料を簡単に取り寄せることができます。

 

【まとめ】【将来が不安になる理由とは?】不安が発生するしくみと取り除く方法を解説

ここまで、将来が不安になる心理について、その仕組みと対処法を解説しました。

 

わからないことに不安を感じるのは、誰にでもあることです。

 

不安を解消するためには、何に対して不安なのかをつきとめ、必要な情報を収集し備えをしておきましょう。

 

これだけ備えておけば100%安心ということはありませんが、何もせず不安に耐えるばかりでは人生を楽しめません。

 

不安を少しでも解消するために、この記事で紹介した方法を検討してみてはいかがでしょうか。