互助会契約プラン紹介講座|互助会講座Vol.8
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葬儀って、自分のことなのに自分では考えられないのよね。
自分の死んだあとの葬儀に自分の意思を反映させるにはどうしたらいいかしら?
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日ごろから、葬儀について家族と話あっておくのが良いですね。
自分の葬儀は盛大にしてほしい、逆に大げさにしないでほしいなど、簡単なイメージを伝えておくのも大切なことです。
- そうは言っても、なかなか自分の葬儀の話を家族とする機会ってないわ。
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そんな方たちのために、互助会では「葬儀メモ帳(※)」を各社で作成しています。
この冊子に記入していくと、なかなか具体化できない自分の葬儀のイメージがつかめてきます。
- 葬儀に呼んで欲しい人
- 自分のお気に入りの写真
- 弔辞を読んで欲しい人
- お葬式をしてほしい場所―自宅、どこの葬儀場かなど
- 飾ってほしい花の種類
- 返礼品の希望
このような形で残しておくと、万一の際にも遺族に故人の希望が伝わりやすくなります。大切な家族を失った遺族が、「故人らしい葬儀」を希望して行う際にも大きな手がかりとなり、遺族も安心です。
- 遺族はそれを元に故人が喜ぶ葬儀を考えるわけね!
- その通りです。但し、なかなか具体的な葬儀の案まで考えるのは難しいでしょうから、その際には葬祭ディレクターがご相談にのります。以下のような演出も参考になります。
- 演出例1「音楽」
- 音楽葬とは別に、演出に音楽を使う葬儀が増えてきました。故人が好きだった、またはゆかりのある音楽をテープで流したり、故人の参加していたアマチュアバンドやオーケストラを呼んで生演奏を行うなど、様々な方法があります。
- 演出例2「メモリアルコーナー」
- メモリアルコーナーを作って、故人の遺品を展示する遺族も増えてきました。写真や小物以外に、故人が趣味で書いた絵や書道を展示して、そのエピソードを添えるなど、様々な展示方法があります。
- 演出例3「花祭壇」
- 伝統的な白木の祭壇の他に、花の祭壇を希望される遺族が多くなってきました。特に故人が好きだった花や思い出の花などを使って、故人らしさを演出できます。
- 演出例4「精進おとしに故人の好物を」
- 調理施設が完備されてる葬儀場なら、精進おとしのメニューなどに故人の好物を付け加えてもらうことも可能です。故人の好物をかこんで、遺族で思い出を語り合うのもいいでしょう。
このような形で残しておくと、万一の際にも遺族に故人の希望が伝わりやすくなります。大切な家族を失った遺族が、「故人らしい葬儀」を希望して行う際にも大きな手がかりとなり、遺族も安心です。